このような疑問に答えます。
記事の内容
- Notionでポートフォリオを作るべき理由
- Notionのポートフォリオに載せるべき情報
記事の信頼性
- NotionでWeb製作のポートフォリオサイトを作成。Web制作会社31社へ営業メールを送付。2社と業務委託契約を締結。継続して受注しています。
こんにちは、フリーランスエンジニアの涼です
今回、Notionでポートフォリオを作るべき理由と載せるべき情報を書きます。
※私のNotionのポートフォリオサイトもぜひご覧ください。
※Notionは一言で言うと、情報管理ツールです(類似のサービスとしてEvernoteがあります)。ポートフォリオを載せるだけでなく、読書の記録を残したり、タスク整理にも使えるので便利です。
Notionでポートフォリオを作るべき理由
Notion以外にもポートフォリオを作るツールはあります。例えば、SalonやRESUMEなどです。
特に、Salonだと画像を貼り付けるだけで完成するので手軽です。
それなのになぜNotionを使うほうがいいのか?Notionを使うべき理由を説明します。
Notionはカスタマイズが簡単
Notionはポートフォリオ以外にも様々な情報を含めることができます。
例えば、プロフィール(趣味、経歴)です。
趣味を書くことで、読んだ相手に人間味を感じさせたり、共感を呼ぶことができます。
会社勤めをした経歴を書けば、「しっかり仕事してきた人」というアピールにもなります。
他にも、価格表を載せることもできます。Notionにはテーブル機能があるので、簡単に表を作れるのです。「発注するといくらぐらいかかるんだろう?」という疑問にも事前に答えることができます。
さらに、「Webサイト制作の流れ」や「Webサイト制作で私が意識していること」などのページも作ることができます。
「この人にWebサイト制作を依頼したら、こんな流れでサイトを作ってくれるんだな」「このフリーランスは、こんな思い入れを持ってサイトを作ってるんだ」などの情報を相手に伝えることができます。
ただ画像だけを載せたポートフォリオサイトよりも、Notionでポートフォリオサイトを作ったほうが効果的にアピールできます。
ポートフォリオに載せるべき情報
Notionのポートフォリオに載せるべき情報を重要な順に書きます。
「ポートフォリオ」「価格表」「スキルセット」は必須項目です。これを書かないとポートフォリオと呼べません。
ポートフォリオ
ポートフォリオを載せることで、「案件を任せられるだけのスキルがあるか」「どんな種類の案件を今までこなしてきたか(デザイン、コーディング、LP、コーポレートサイト)」などを相手に伝えることができます。
今まで作成したサイトの画像をNotionに貼りましょう。
ポートフォリオを載せる時のポイント
できれば、GitHub Pagesにコーディングデータをアップロードし、そのURLを貼りましょう。
そうすれば、実際の画面を相手に見てもらうことができます。
特に、JavaScriptやjQueryのアニメーションは画像だけ見てもわかりません。
実際のサイトを見せることで「ちゃんとアニメーション機能使えますよ」とアピールできます。
実際のNotionの画面は以下のとおりです。ポートフォリオの配置を変えることも、ドラッグアンドドロップで一瞬です。
下記は、ポートフォリオの画像をクリックした先のページです。
Comment(コメント)のところに、ポイントを書いています。
「XDのデザインカンプをもとにコーディング、WordPress導入、jQueryでアニメーション効果を付与、ContactForm7で問い合わせフォームを設置」などです。
せっかく苦労して作ったポートフォリオです。
ただポートフォリオの画像を載せるのではなく、ポイントも書いてアピールしましょう!
価格表で費用感を伝える
2番目に大切なのが価格表です。
価格表でおおよその目安の金額を伝えることで、制作会社の担当者が判断しやすくなります。「この金額なら発注しても利益が残りそうだな」と。
価格表のポイント
価格表の下に備考を書いておきましょう。
例えば、以下が例です。
・「デザイン作成、コーディング、レスポンシブ対応(スマホ対応)を行います」
→作業範囲は書いておいたほうがいいです。(わたしは最初書いてなかったので、「デザインは含まれますか?」と質問をされました)
・対応時間:月曜〜金曜 朝9時〜夜18時
→仕事に使える時間を書きます。働けるのが週2日なのか、週5日なのか。それによって、納期やレスポンス速度も変わるからです。
スキルセット
スキルセット(専門的なスキル)も書いておきます。
「Webサイト作れます」だけでなく、具体的にどの言語を使えるかを書いておきましょう。
たとえば、以下が例です。
・フロントエンドコーディング(HTML/CSS/JavaScript/jQuery/WordPress/PHP/Sass)
・Webデザイン
・Webディレクション
経歴で「しっかり仕事してきた人」をアピールする
Notionには経歴も書いておきましょう。
私の例だと以下の3つです。経歴を書くことで「これまでしっかり仕事してきた人」というアピールができます。
①東京大学大学院(経済専攻)
→「東大の院出てるのか。頭いいんだろうな」
②富士通で法人営業4年
→「企業相手に営業してたのか。コミュニケーションが丁寧そうだな。」
③ノマドエンジニア育成講座のiSaraに参加
→「スクールに通ってたのか。エンジニアとしての教育を受けたんだな」
まとめ
今回、Notionでポートフォリオサイトを作るべき理由と、ポートフォリオに含めるべき情報をまとめました。
ご参考になれば幸いです。