プログラミング

大学生がプログラミングを学ぶべき理由【まだバイトやってるの?】

大学生だけどプログラミングの勉強を始めたほうがいいかな?就職に有利って聞くし。バイトするよりも稼げそう。プログラミングの需要は今後も増えそうだし。大学生がプログラミングを学ぶべき理由を教えて。by 大学生1年生

このような疑問に答えます。

記事の内容

  • 大学生がプログラミングを学ぶべき理由

記事の信頼性

  • 富士通を退職後、Webサイト製作のフリーランスエンジニアとして活動中

こんにちは、フリーランスエンジニアの涼です

今回、大学生がプログラミングを学ぶべき理由を書きます。

※本記事でのプログラミングはフロントエンド言語(HTML、CSS、JavaScript)を指しています。

大学生がプログラミングを学ぶべき理由

就活でアピールできる

大学生がプログラミングを勉強すると就職に有利になります。

具体的には、以下の点を採用担当者にアピールできます。

プログラミングができる人の印象

  1. 主体性がある
  2. 問題解決能力が高い
  3. ITリテラシーが高い
  4. 仕事を効率化できる
  5. 自走力がある

順に説明します。

1つ目は主体性があるという点です。

プログラミング学習が終わったら、案件を受注するフェーズに入ります。手っ取り早いのが、HTMLコーディングのバイトやクラウドソーシング経由での受注です。

しかし、営業することで自ら案件を取りに行くこともできます。下記のように面接でアピールすることも可能です。

  • 「大学周辺の美容室や居酒屋に行って、ホームページ製作の営業をかけました。ITが苦手な相手でも分かりやすく伝えることを心がけ受注につなげました」
  • 「Web制作会社と業務委託契約をしました。スピードを意識した結果、継続して発注してもらえました。毎月15万円ほど稼いでました」
  • 「大学の友人のつながりを使って、サークルやゼミ、教授のホームページを作って稼ぎました」
  • 「Twitterとブログでプログラミングの情報発信をしました。ブログ経由で案件を受注できました」
  • 「プログラミングだけでなく、マーケティングの付加価値もつけて、高単価で受注できるようにしました」

主体的に行動した経験は、就活でのアピールになります。

「スタバで働いてました。お客様とのコミュニケーションを大事にしてました」といったバイト経験をアピールするのもありですが、印象に残りにくいでしょう。他の学生と同じことをしても差別化にはなりません。

2つ目は問題解決能力が高いということです。

プログラミング学習では分からない箇所が出るたびに、ググったりや本を読んで自力で解決することになります。「なぜこのコードを書くと動かなくなるのか?」「なぜネットの記事の通りにコードを書いたのに、自分の環境だと反映されないのか?」こうして試行錯誤する過程で問題解決能力が磨かれます。

3つ目はITリテラシーを上げれる点です。

プログラミングを学べば、PC全般のスキルが上がります。WordPressのようなCMSに詳しくなったり、サーバやネットワークを勉強したり、SEOやWebマーケティングの知識もついたり、ググるスピードや文字の入力速度がアップしたりします。

4つ目は仕事を効率化できる点です。

プログラミングを学んでいると「コードを早く書きたい」という気持ちから、自然と効率化をしようとします。シンプルなCSS設計をしたり、Automatorで画像ファイルの縮小化を自動化したり。会社には無駄な業務で溢れてます。効率化のスキルは会社で重宝されます。

最後は自走力の証明になるということです。

自走力とは自ら考えて行動することです。Progateやドットインストールなどのプログラミング学習サイトで独学することで、自発的に学べることをアピールできます。自発的に学ぼうとする人材は企業から重宝されます。

プログラミングは普通のバイトよりも稼げる

プログラミングを勉強するとバイトより稼げるようになります。

カフェや飲食店、引っ越しのバイトって時給1,000円ぐらいですよね。

効率的に仕事しようが、お客さんに笑顔を振りまこうが時給は上がりません。決められた賃金しかもらえません。時間を切り売りしているだけです。がんばるモチベーションも上がらないでしょう。

しかし、プログラミングの案件は時給ではありません。

働いた時間ではなく成果物に対して報酬が支払われます。たとえば、ランディングページ5万円、コーポレートサイト15万円といったように。効率化しようという意識が自然と生まれます。

もちろん最初は1つの案件を終えるのに時間がかかります。コーディングで詰まるたびに調べていれば、時給換算で300円になることもあるでしょう。

しかし、何度もコーディングしていくうちに慣れてきます。ググらなくてもコードを書いたり、無駄なコードを書かなくなったり、文字の入力速度が上がったり。やればやるほど効率が上がっていきます。

また、大学生がよくやるバイトは、大半が誰でもできるものです。居酒屋でオーダーを取ったり、カフェの店員をやったり、レジ打ちしたり。誰でもできる仕事をしてもお金はたいして稼げません。

プログラミングを学べば、稼げるまで1〜2ヶ月ほど時間はかかりますが、その分他のバイトより高い報酬をもらえます。時間をかけずに月10万円、20万円と稼ぐことも可能です。

就職せずにフリーランスとして働くことも可能

プログラミングで稼げるようになれば、就職せずにフリーランスになることも可能です。

会社員生活は面倒なことが多いです。嫌味なことを言うお客さんがいたり、上司にペコペコしたり、飲み会が強制参加だったり(自分は富士通で法人営業を4年やりましたが、もう無理だと思って退職しました)

フリーランスは自由です。

自分で仕事量を調整できるので週5日働く必要もなくなります。

リモートワーク可能なWeb系のフリーランスであれば、場所にとらわれずに働けます。旅をしながら働くこともできます。

自由な生き方をしたいと思っている人は、プログラミングを学ぶことをおすすめします。

どこでも働ける(大学の図書館、カフェ、食堂)

プログラミングを学べば、どこでも働けるようになります。

パソコンとネット環境だけあればコーディングの仕事はできます。いわゆるリモートワークです。

たとえば、大学の図書館やカフェ、食堂、教室などで作業できます。他の学生がだべっている間、スキマ時間を使って稼げます。講義の空き時間で仕事できるので時間効率がいいです。

リモートで働けるので移動時間の無駄もありません。友達が「今からバイト行かなきゃ」なんて言ってる間に、パソコン立ち上げてすぐに仕事を開始できます。

プログラミング学習はあまりお金がかからない

プログラミング学習はお金がかかりません。

パソコンは低いスペックでも十分です。(案件を受注するタイミングになったら、Photoshop、Adobe XDを使うことになるので、ある程度のスペックが必要ですが)

独学する場合は、Progateというプログラミング学習サイトを使うことをおすすめしています。HTMLとCSSを学ぶだけであれば1ヶ月登録すれば十分です。月額980円で使い放題なので安すぎです。

本は買わなくてもネットの記事でだいたいは事足ります。ありがたいことにネットには技術系のブログが溢れています。

独学でプログラミングを勉強する場合は、お金はほぼ発生しないといってもいいです。

※1人で学習するのが不安という方は、プログラミングスクールに通う方法もあります。この場合はある程度のお金が必要です。

プログラミングは人見知りの大学生にも向いている

「人見知りだから選べるバイトが限られてる...。」

そんな悩みを持ってませんか?

工場での仕分け作業、警備員、スーパーでの品出し。人と関わらなくていいバイトはあります。でもどれも単純作業で時給が低いですよね。

コーダーであれば面倒な人間関係がありません。デザインカンプをもとにコーディングするのみです。電話をすることはありません。Skypeのチャットで完結します。コーディングの仕事であれば、誰とも話さずに仕事できます。

人見知りの大学生にもプログラミングは向いています。

まとめ

今回、大学生がプログラミングを学ぶべき理由を書きました。

プログラミングを学ぶことによるデメリットを考えてみたのですが、何も思い浮かびませんでした...。筋トレと同じく、プログラミング学習はメリットしかないです。ぜひ勉強を始めてみてほしいです。

※プログラミングの勉強法や営業の方法を追って記事にします。

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