Webサイト制作

Web制作会社へ営業する方法まとめ

プログラミングの基礎は一通り身についた。ポートフォリオもある程度作った。これからWeb制作会社へ営業をかけていきたい。Web制作会社へ営業するやり方を教えて

こんな疑問に答えます。

こんにちは、フリーランスエンジニア1年目の涼です(@ryoblog2)

普段、コーダーとしてWeb制作会社やクラウドソーシングで案件を受注しています。

先日下記のツイートをしました。


いいね数が100を超えたので、今回詳細な内容をお伝えします。

駆け出しエンジニアの方はぜひご覧ください。

Web制作会社から受注するメリット4つ

制作会社から案件を受注するメリットは4つあります。

営業コストが0

制作会社から案件を受注する場合、営業コストが0になります。

特に何もしなくても待ってるだけで見積依頼が来ます。見積依頼が来たら、テンプレの見積書を修正して送付するだけで完了です。営業に時間がかからいのは大きなメリットです。

クラウドソーシングだとこうはいきません。駆け出しエンジニアの場合、20件提案文を書いて1件とれるかどうかです。

オリジナルの提案文を書くのは骨が折れる作業ですし、何より提案文にどれだけ時間を使っても1円にもなりません。

制作会社の案件なら無駄な時間を最小限にできます。

高品質を求められるので、コーディングスキルが上がる

制作会社は納品物への要求水準が高いです。

企業としてエンドユーザに納品する以上、フリーランスに対して相応の納品物のクオリティを要求してきます。

ピクセルパーフェクト(デザインカンプより1pxもずらさずにコーディングすること)までは求められません。

しかし、デザインカンプと作成したサイトを目で見比べて、違和感が少しでもあれば指摘されます。

「ここまでチェックするのか?」というぐらい厳しくチェックされます。

例えば、フォントサイズ、行間、行の高さ、余白の間隔などです。

ただ、これは見方を変えれば正確なコーディングスキルを身につけるチャンスと言えます。

大雑把なコーディングから脱するためにも制作会社案件はおすすめです。

安定収入を確保できる

複数の制作会社と提携することで、安定的な売上を手に入れることができます。

これはフリーランスにとって大きいです。

フリーランスは会社員と異なり、売上が安定しません。(サラリーマンは会社に行きさえすれば給料をもらえますが)

クラウドソーシングや直営業だと1回限りの取引関係に終わることが多いからです。

これだと受注に波が出てしまいます。ある月に営業を頑張って50万受注しても、翌月何もしなければ受注が0円になることもあります。

制作会社の案件であれば、1回で終わりではなく継続的に受注できます(もちろん、一定以上の品質で納品すること、納期遵守は絶対条件です)

売上の安定は、精神的な安定につながります。

フリーランスエンジニアなら制作会社案件はぜひとも手掛けたいものです。

制作会社のノウハウを学べる

制作会社の修正指示に対応する中で、ノウハウも学べます。

たとえば、内部SEO対策の仕方、テンプレ化の方法(HTML、CSS、JavaScript)、imgタグのaltの書き方などです。

独学でプログラミングを学ぶと、どうしても偏った知識がつきます。

制作会社と仕事をすれば、その制作会社のノウハウを学べます。

Web制作会社への営業のやり方

続いて、制作会社への営業方法を紹介します。

やり方はシンプルです。営業メールを送りまくることです。

制作会社への営業メールの送り方

まず最初にやってほしいのが、地元の制作会社に営業メールを送ることです。近隣の県でもかまいません。

なぜなら、制作会社の担当者と共通点があるほうが、親近感を持ってもらえるからです。

また、制作会社と自宅が近ければ、訪問して面談を受けることもできます。

具体的な営業メールの送り方ですが、以下のとおりです。

①「制作会社 ◯◯県」でググる
②制作会社のまとめ記事経由で、制作会社のHPにアクセス
③問い合わせフォームにテンプレの文をコピペ。文の一番上は「◯◯会社 ご担当者様」に変更

営業メールに入れるべき内容

制作会社への営業メールに入れるべき内容は3つです。

①ポートフォリオのURL(制作実績)
→私はポートフォリオが8つの時点で営業メールを送付しました。内訳は以下のとおりです。
・コーポレートサイト4つ(iSaraの事前課題)
・iSaraのランディングページの模写コーディング1つ(iSara
・デザイン案1つ
・コーポレートサイト1つ(案件)
・ランディングページ1つ(案件)

②価格表のURL
→価格表は必須です。制作会社の担当者が判断するために必要な情報です。

③経歴
→特に社会人として企業に勤めた経験があるなら書くべきです。フリーランスは基本的に信用されていません。経歴の中で責任感を持って仕事をしていたことをアピールすべき。

【補足】制作会社に送付したメールはこちら

私が地元の制作会社に送付した営業メールをご参考として載せます。

この内容のメールを31社に送付して、2件面談をすることができました。

○○会社 ご担当者様

はじめてご連絡いたします。

広島在住のフリーランスエンジニアの涼と申します。
Webサイト制作(デザイン、コーディング)を個人として承っております。

突然のご連絡で申し訳ありません。
貴社はデザインもしくはコーディングを外部委託されていますか?
もし可能であれば、デザイン、コーディングの業務を私に委託いただけないでしょうか?

日頃より私はスピーディーな対応、報連相の徹底、期待以上の成果を出すことの3点を意識しています。ぜひご検討賜りたく存じます。

ポートフォリオ、価格表、プロフィールを下記のサイトに記載しております。
ぜひご覧ください!
https://www.notion.so/masaweb/Okamoto-Masahiro-6e0f281586c54280a8b3ea3261638ae5

【スキルセット】
HTML/CSS/JavaScript/jQuery/WordPress/PHP

【経歴】
2015年  東京大学大学院卒業
2015年〜2019年 富士通株式会社 法人営業4年
2019年〜 フリーランスエンジニア

※リモートワーク(自宅勤務)を希望しております。

お忙しいところ大変恐縮なのですが、何卒ご検討賜りたくお願い申し上げます。

---------------------------------------------------------
名前:
メールアドレス:
電話番号:
---------------------------------------------------------

営業メールはテンプレでいい理由

制作会社に送る営業メールは、すべてテンプレでいいと考えてます。

というのは、そもそも外注をしてない制作会社があるからです。

例えば、社内のリソースで案件を回せている状態です。

そうした会社にオリジナルな内容の営業メールを送っても返信はありません。企業概要を調べても無駄骨に終わってしまいます。

また、制作会社がフリーランスを頼る時というのは「社内のリソースが足りないときに外部リソースを活用したい」という状況です。会社に興味を持っているかどうかではなく、仕事を任せられるスキルがあるかどうか。それを期待されています。

Web制作会社を訪問するときの服はスーツがいい

制作会社を訪問するときは、スーツが無難だと考えます。(着るのは面倒ですが)

「オフィスカジュアルの会社なら、私服で訪問していいのでは?」と考える人もいるかもしれません。

しかし、フリーランスは信用されてません。「連絡が途絶えるのではないか」「納期を守らないのでは?」といった心配を常に持たれています。

スーツを着ることで、「しっかり仕事をしてくれそう」という印象を与えることができます。

第一印象は後々まで残ります。訪問時はスーツを着ましょう。

まとめ

今回、Web制作会社への営業方法をまとめました。

制作会社と提携すると、売上の安定化、コーディングスキルの向上などのメリットがあります。

駆け出しエンジニアの方はぜひ制作会社へ営業をかけてみてください。

-Webサイト制作

Copyright© Web制作ブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.